Takako 1990
白梅酢に臭化カリウムを足す。
塩分濃度と臭化カリウム濃度は1%強位。
水はこの村の水道水だが、硝酸銀は精製水にしないと水道水の塩素と反応して白く濁り塩化銀が沈殿するのでのロスが多くなる。
これまでの写真はすべて水道水を使っている。
漬け込む塩類の溶液は意識してこの村の水を使うが、いろいろな水も試してみようと思う。
通常のフィルム現像でも水によって仕上がりが違うが、ソルトプリントでも違うはずだ。
課題としては、ネガのコントラスト調整だろう。
湿板を使いたいところだがまだ習得していない。
フィルムではRollei ORTHO はコントラストが高いので合うだろう。
印画紙ネガもコントラストが調整出来る。
大判のネガが必要。
11x14インチは欲しいところだ。
デジタルネガはあえて今は使わないつもりだ。
ソルトペーパーネガを作ったが、2時間かけてもハイライトしか露光出来なかった。
現像工程を加えるか、石英レンズでも作らないと単純なソルトプリント用のネガでは無理なようだ。
アイディアとして引き伸ばしの出来るソルトプリントも試しているがまだ掴めていない。
参考資料
Niepceotypy: The Albumen on Glass Negative Process