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2月, 2016の投稿を表示しています

Self-made Anastigmatのテスト撮影

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未だ調整が必要なようだが今日のセッティングではこのような結果だった。 なかなか広角レンズは難しいので本当の所は当時のオリジナルを使いたい。 像面湾曲は補正されてるようだがこのレンズでは有効なイメージサークルが狭い。 個性的なので使いようではあるがオリジナルをどうしても使ってみたくなる。 Self-made Anastigmat type lens 75mm  open f45

Aldis Anastigmat 1901

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Aldis Anastigmat 1901  Lens elements http://www.earlyphotography.co.uk/site/entry_L159.html   とても情報の少ない初期の アナスチグマートワイドレンズ 1901年イギリス・バーミンガムにて H.L. Aldisが設計しAldis Brothersによって製造された。 シンプルなレンズ構成なので手持ちのパーツで再現してみた。  もちろんオリジナルと完全に同じではないが雰囲気はつかめるでしょう。 Self-made lens     Aldis Anastigmat type lens 75mm *Of course, completely not the same as the original. アナスチグマート https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%83%81%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88

カメラ・オブスクラのレンズ

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カメラ・オブスクラのレンズを作る。 メニスカスレンズを絞りの後ろに配置するだけのシンプルなレンズです。 色収差があるため焦点を合わせた後焦点板を焦点距離の1/40程前進させて撮影する。と記されている。 可視光域まで感光する現代のフィルムではどうなのだろうか。 http://www2f.biglobe.ne.jp/~ter-1212/sakura/soft2b.html     Camera obscura Single Element Meniscus Lens   "Periscope"  Lens elements
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 W. Butcher & Sons  Carbine   The British made wooden body 1: 6.3 f135mm Carl Zeiss Tessar Jena Lens  1903-1930 http://www.historiccamera.com/cgi-bin/librarium/pm.cgi?action=display&login=carbine  

フレンチランドスケープレンズのf値

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このレンズの正確なf値を焦点距離120mm / レンズ口径41mmから計算する。 焦点距離÷レンズ口径=f値の式から 120÷41=2.92となり約f2.8のレンズ。 この鏡胴についている絞りの径を計ってf値を計算すると表示より2絞りずれるのがわかった。 表示が22でf8 、45でf22となる。 新しい鏡胴はf90まであるのでf45となり初代より絞り込める。 上記は計算値で正確にはレンズの光の吸収率や反射によるロスを計算しなければならないがおおよその目安が出たので撮って現像しながらデータを出すとする。 この2代目フレンチランドスケープレンズは、鏡胴にレンズを正確にマウントするため熊本市の光学工房ひさなが光機さんにお願いした。 http://www.hisanaga.jp/ 自作ではレンズセンター位置が出ていなかったためピントが平面で合わなかったがこれで大丈夫だ。その違いは劇的で、チューニングしている楽器かそうでないかの開きがあった。さすがはプロ、いつもいつもありがとうございます。 レンズマウントボードはプロトタイプを作成。 自作でチークの板を加工し座金を取り付けた。 Zone VI 4インチボードをはみ出す座金取り付けには苦労した。 後はシャッターを取り付ければ完成となる。 その他の仕様 鏡胴   山崎光学研究所製 レンズ  山崎光学研究所テッサーレンズの後玉ダブルメニスカスレンズ

レストア

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片山氏のコレクションから一台のカメラをお借りしてレストアしている。 イギリスのW. Butcher & Sons Ltd.製 Carbine シリーズの一つ。 1903年から1930年まで複数のモデルが発売されたという 100年前のカメラ。 http://www.historiccamera.com/cgi-bin/librarium/pm.cgi?action=display&login=carbine フィルムサイズはクォータープレートサイズのロールフィルムとプレートの2種類が使える。 シートフィルムをカットすれば今でも撮影が出来るのがいい。 レンズは1:6.3 F135mm のイェーナで作ったカールツァイス製テッサー。 木製のボディーに革張り、レンズ座台はアルミニウムでとても軽い。 レンズフロントにはライズ フォール シフトとラベンダー色の水準器が付いている。 目測だが無限から4フィートまでの距離を蛇腹と連動させてピントを合わせることが出来、ファインダーはレンズとミラーを組み合わせたものでおおよその構図がピントグラスをつけなくてもわかるようになっている。縦にも横にも動き素早い構図確認が可能。 操作性が良く扱いになれるととてもよく出来たカメラだった。 エアシャッター調整をひさなが光機さんに出して治ったら一枚切ってみよう。 このようなカメラをレンズだけ取り出してデジタルカメラに使いボディは捨ててある個体をたまに見ることがある。それはとても忍びない。 レンズと同じかそれ以上にカメラには当時の人々の多くの知恵と思想が 詰まっていてそこから学ぶことは多い。せめて操作方だけでも学んで貰いたい。 19世紀後半から20世紀初頭の人々が現代よりもはるかに優雅で知的であったのではないだろうか。手にしたカメラが教えてくれた。 とても洒落た美しいカメラだ。 現代のブローニーサイズより大きい。

丸い写真

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フレンチランドスケープレンズは構造的に絞りがレンズの前にあるので絞り込んでいくほどイメージサークルが狭くなりこの写真のように丸い写真となる。 通常はこれをトリミングまたは適正なフィルムサイズを使うのだが初期の写真では丸く写したものも多い。 最初に写真画像を作ったジョセフ・ニセフォール・ニエプスのカメラで撮影した写真がある。   http://www.photo-museum.org/old-processes-maison-nicephore-niepce また ジャン=ウジェーヌ・アジェの写真もレンズのケラ レ が見えるのが特徴的である。 見せ方の効果やレンズの構造的な研究も大切であるが、本来写真とはレンズが丸いので画像は丸であるという事に着目し ている 。写真は写った ものの周辺が面白いと常々思う。丸く写し出すことによって記録 という写真の特性を最大に 使 える 。現在私はトリミングやレンズの選択というセンスの世界をなるべく排除したいと考えている。

New Project ZONE

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Zone Project  私は九州を撮るために25年前に帰ってきた。 これまで様々なアプローチを試みてきたが、今回からストレートに写真の最も得意とする記録性を重視して九州の環境及び生態を領域に分割し撮影して行くプロジェクトを開始する。 入力のための機材は私がこのプロジェクトのために作った写真初期のレンズタイプを使用しフィルムで記録。 出力は 銀塩、オルタナティブ、デジタルを含め問わないとする。 エリア設定は目的により歴史や生態などを記録する場合、現在の行政区域などでは不都合が生じるので独自のランドマークやエリアネームを設定する。