フレンチランドスケープレンズのf値
このレンズの正確なf値を焦点距離120mm / レンズ口径41mmから計算する。
焦点距離÷レンズ口径=f値の式から
120÷41=2.92となり約f2.8のレンズ。
この鏡胴についている絞りの径を計ってf値を計算すると表示より2絞りずれるのがわかった。
表示が22でf8 、45でf22となる。
新しい鏡胴はf90まであるのでf45となり初代より絞り込める。
上記は計算値で正確にはレンズの光の吸収率や反射によるロスを計算しなければならないがおおよその目安が出たので撮って現像しながらデータを出すとする。
この2代目フレンチランドスケープレンズは、鏡胴にレンズを正確にマウントするため熊本市の光学工房ひさなが光機さんにお願いした。
http://www.hisanaga.jp/
自作ではレンズセンター位置が出ていなかったためピントが平面で合わなかったがこれで大丈夫だ。その違いは劇的で、チューニングしている楽器かそうでないかの開きがあった。さすがはプロ、いつもいつもありがとうございます。
レンズマウントボードはプロトタイプを作成。
自作でチークの板を加工し座金を取り付けた。
Zone VI 4インチボードをはみ出す座金取り付けには苦労した。
後はシャッターを取り付ければ完成となる。
その他の仕様
鏡胴 山崎光学研究所製
レンズ 山崎光学研究所テッサーレンズの後玉ダブルメニスカスレンズ