ヨウ化カリウム 塩化アンモニウム

硝酸銀に対してヨウ化カリウムで作るヨウ化銀や塩化アンモニウムで作る塩化銀の結果があまり思わしくない。
どちらもヨウ化銀と塩化銀を作る時に副生物として硝酸カリウムや硝酸アンモニウムを作るが、それは強い酸化剤であり、露光時間を極めて長くするもしくは薄い画像しか出ない働きをするようだ。
ちなみに硝酸銀を塗った後水洗してそれらを溶かすと少しは感度が上がるようだが支持体に定着できなかった硝酸銀やハロゲン化銀も流れてしまう。しかしそれは良い結果である場合もありBronzingやムラを無くす。
また塩化アンモニウムにクエン酸を足すと良い結果が出るようだ。
この件は今後の課題としてデータを蓄積しいくことにする。

ソルトプリントマニュアル
MECHANISMS OF CONTROLLING COLOUR AND AESTHETIC APPEARANCE OF THE PHOTOGRAPHIC SALT PRINT

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