新しいリス現像液

単純な構成の現像液を作っているが、基本的には炭酸ナトリウムとアスコルビン酸だけで現像出来る。
亜硫酸ナトリウムを入れるとシャープになり、臭化カリウムを入れるとカブリ防止になる。
しかし求めているものがプリントにおいてはリスプリントの効果なので炭酸ナトリウムとアスコルビン酸、臭化カリウムの構成が良い結果になるようだ。
一般的な現像には適さないだろうが、長時間の露光を与え15分以上の現像時間を要し、超軟調で色調が褐色系であり荒い画像の再現性はリスプリントに近い。
最大濃度再現のコントロールが今はまだ出来ていないが、それを求めるなら市販薬を使う方が経済的で確実だろう。
これはこれで一つの現像液となるだろう。

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