Albumen PET Negative

卵白PETネガの作成

最近のフィルムはPET(ポリエチレンテレフタラート, polyethyleneterephthalate)の素材をベースにしている。
フジ アクロスのシートフィルムも0.18 mmのPETだが、このシートに昨日作った卵白バインダー液をコートしてみた。
実験はうまく行き、薄膜でコーティングしている。
卵白ガラスネガ(1847~)は湿板ガラスネガ(1851~)よりも少し早くから使われていたようだが、感度が低すぎたため、湿板へ移行している。
しかし、現代では他の選択もありさほど急ぐ必要もないのでこの方法でネガを作ってみたいと思う。
これがうまくいけば、通常のカットホルダーにフィルムを入れる事が出来るし、ガラスのように割れたりしない。
管理もかさばらなくていい。
ゼラチンシルバーPETはもちろん、湿板PETへの応用も考えられるだろう。

以下資料
THE ALBUMEN NEGATIVE PROCESS.
Albumen Glass Negative
Niepceotypy: The Albumen on Glass Negative Process
NEOPAN 100 ACROS (SHEET)

人気の投稿