論文の基本構造

 

1. 論文の基本構造

学術論文は通常、以下の構成で書かれます（IMRaD形式が一般的）：

• 表紙（タイトルページ）：論文のタイトル、著者名、所属、提出日など。
• 要旨（Abstract）：研究の目的、方法、結果、結論を200～300字程度で簡潔にまとめる。
• 序論（Introduction）：研究の背景、目的、問題提起、研究の意義。
• 方法（Methods）：実験や調査の方法、データ収集手順、分析手法を詳細に。
• 結果（Results）：得られたデータや結果を客観的に記述（解釈は控える）。
• 考察（Discussion）：結果の解釈、意義、限界、他の研究との比較。
• 結論（Conclusion）：研究の主な発見と今後の展望。
• 参考文献（References）：引用した文献を指定された書式（APA、MLA、Chicagoなど）で記載。
• 付録（Appendix）（必要に応じて）：補足資料や詳細データ。